ToyTone for iOSをバージョンアップしました

Ver.1.2.1でInter-App Audio(以下、IAA)に対応しました。
IAA対応ホストアプリ(AudioShare等)から使用することが出来ます。

ToyTone for iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/toytone/id1016447265?mt=8

きっかけは、ToyToneの感想を探していたら、
好きなアプリで録音したいので、AudiobusかIAAに対応して欲しい!
みたいな書き込みを見つけたので、
自分も録音したいし、いっちょやってみるか!ってことで作業を始めました。

でも、IAAについて検索してもドキュメントがまったく見つからなくて、
唯一見つかったのは、公式のサンプルコードだけでした。
動くサンプルコードがあればOKっちゃOKなんですが、
サンプルコードだと問題の切り分けが困難だったので、
結局、ちゃんとしたIAA対応のホストアプリを買いました。(*1)
特にEffectはちゃんと動作しなかったので、
これも買わざるを得ず、余計な出費でした。(*2)

作業手順としては、シンプルなIAA対応アプリを作成して、
これを参考にAudio Queue ServicesからAudioUnitに差し替えました。
あと、シミュレータ上でレイアウトの崩れを見つけたので修正しました。

ハマりどころはたくさんあったのですが、こちらに書いた通りです。
Stack Overflowでも、自分が知ってるアプリの開発者がハマってて、
ちょっとだけ親近感が湧きました。
あと、最後に某レビューチームと一悶着ありましたが、
IAAを使ってるのでBackgroundが有効になってる旨を伝えると、
すぐに審査を再開してくれて、AppStoreで配信されることとなりました。(*3)

機械翻訳って、本当に素晴らしいですね!

おしまい。

(*1) AudioShare, AUM
(*2) AUFX4点セット
(*3) この場を借りてお礼申し上げます。

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