PWM-1 for iOSをリリースしました

初めての鍵盤もの楽器アプリです。
パッド系の音を出したくて作りました。

PWM-1 for iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/pwm-1/id1112050263?mt=8

設計のポイントとしては、
モジュレーションを掛ける対象を1つのソースで複数選べるようにして、
パッドにありがちなLFOの重ね掛けとか、
LFOの速度を揺らしたりとか、そういうのを出来るようにしました。

あと、個人的にPWMといえば、
デューティー比を設定したらどうなるのか知りたくて、
それで作ったっていうのもあります。

作って分かったことはいろいろあって、
CutoffやQは、どのくらいパラメータを動かすと音が変わるのか探るのに、
Perlでグラフを描画して、一緒にパラメータテーブルも出力して、
ここは緩やかにして、ここは急なカーブにして、みたいなことをしました。
他にも、EGのDepthを大きくすると、
そのパラメータの上限・下限に張り付いちゃって、
その辺りでいろいろやったような記憶があります。
あと、IIRのZレジスタの値をクリップしたり、
その出力をソフトクリッピングしたり大変でした。

最初のリリース直後に、鍵盤のあるシンセを触ってたらPWM-1も弾きたくなって、
MIDI対応を開始しました。
その翌日くらいに、Twitter経由でMIDI対応して欲しいってリクエストが来たので、
発音割り当てのバグ修正のついでに対応することにしました。(*1)
そのバージョンが、ちょうど今、審査中なので、
リジェクトされずにリリースされると良いなぁって思っています。

あと、これを書いてる途中で思い出したのですが、
最初にアプリ名を決めたから、こういう構成になってるっていうのは秘密です。

おしまい。

(*1) 「ついで」で済むような簡単な作業じゃなかったけどね!

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