YAPC::Hokkaido 2016 SAPPOROの前夜祭に行ってきました

YAPC::Hokkaido 2016 SAPPOROの前夜祭で、
「楽器アプリ制作の裏側」というタイトルでトークをした。

スライドは、こちら。
http://www.nekonotechno.com/slide/perl_yapc2016_hokkaido/

いろいろ迷った結果、
他のカンファレンスでも音を扱ったネタがちらほら出てたので、
そういうので応募すれば採択されるかなー?っていうノリで応募した。
結果的に前夜祭でトークできたので良かった。
こういう機会がないと、専門的なことを解説するのに頭を悩ますことはなくて、
たぶん、この先もこんなに図を描くことはないと思う。

で、今回お話した「エイリアスノイズを防ぐこと」は本当に重要で、
その手の本でしっかりページを割いて説明すべきだと思うんだけど、
「エイリアスノイズってのがあって、エイリアスノイズ良くない」以上の情報がなくって、
その腹いせに、がんばってスライドを作った。

トーク中は、みんな真剣に聞いてくれてたのでビビってしまった。
(前夜祭って、もう少しワイワイやるイメージだったので。)
練習では20分ギリギリだったのに時間が余って、
早口すぎたとか、説明が抜けてたとか、そういうのがあったら申し訳ない一方で、
若干の余裕があったので、省こうとしてたことも話せたとかあって、
プラマイゼロということで。(言い訳)

エイリアスノイズを防ぐ処理の実装は、
ノウとかハウとか(*1)なのでソース公開はもう少し先だけど、
代わりに実装できるくらい視覚化したつもりなので勘弁していただきたい。
その一方で、グラフの描画はImagerを使った透過処理の参考になると思うので、
ぜひ、実行していただければと思う。

あと、この手の本で唯一簡単そうな書籍というと、
立ち読みでしか確認してなくて申し訳ないが、

ってのがあって、
さすがに知ってる内容がほとんどなので買わなかったけど、
やっと出てきてくれたかと思った。

ちなみに、iOS向けに作ったToyToneやPWM-1は、
「エイリアスノイズ」に対して何ら対策を行ってなくて、
公開されている楽器アプリの中では珍しい部類だと思う。
「珍しい=良い」ってことは、ないんだけどね。

おしまい。

(*1) 自分好みの音が出るパラメータという意味で。

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