細かすぎて伝わらないVSCodeがPerlを書くのに適している理由

この記事はPerl Advent Calendar 2016の14日目の記事です。

VSCode(Visual Studio Code)が本当に素晴らしいんだけど、
口頭で言ってもいまいち伝わってないようなので、文章にしてみました。

まずは、自己紹介ということで、
Twitter: @techno_neko で、生粋のVisual Studioっ子です。

というわけで、VSCodeのいいところを1つずつ紹介します。

1. 黒背景のテーマが用意されている

自分が愛用しているのは、Dark+(default dark)です。
リリースされてからすぐにVSCodeを使い始めたので、
しばらくしてから配色テーマが増えても、これを使い続けています。

そもそも、黒背景くらいで何を喜んでるんだ?って思うかも知れませんが、
カスタマイズなしに黒背景が使えるのはgVimしか知らないので、
お手軽に黒背景が手に入るというだけで感動です。

2. ちゃんとシンタックスハイライトされる

正規表現を書いたが最後、以降の行はハイライトされないとか日常茶飯事で、
「わかる、わかる。正規表現って難しいよね。」ってエディタに話しかけてた訳ですが、
よっぽどのことがない限り、そんなケースは見かけないです。
(って言っても、正規表現を使うなんて、滅多にないんですけどね。)

なので、正規表現を書いた行の後ろに、
理由なくコメント(#だけ)を書くことで、あわよくば正常に戻るとか、
そういうこともしなくて済むようになりました。

3. 不満な箇所がいつのまにか治ってる

ほんとに細かくてアレですが、
このシンタックスハイライトがいつのまにか治ってて、感動しました。

use constant N => 10;

# これは元々、ハイライトされてた
for (my $i = 0; $i < N; $i++) {
    # ...
}

# これだと、うまくハイライトされてなかった
for (my $i=0; $i<N; $i++) {
    # ...
}

けど、これはさすがにダメみたいですね。

use constant N => 10;

for (my $i=0; $i<N; $i++) {
    my $foo = 'foo';
    $foo =~ s#oo#ii#;
    say $foo, $i;
}

VSCode@Version 1.7.2

 
まとめ

もう、白背景で眩しい思いをすることも無いし、
シンタックスもハイライトされるし、
WinとMacで同じエディタを使えない問題も解決しました。
 
最後に、よりVisual Studioっぽくするおまじないです。
必要であれば、キーボード ショートカットに追加してください。

MacBook Airで、Shiftキー+Deleteキーによる1行削除

// 既定値を上書きするには、このファイル内にキー バインドを挿入します
[
    {
        "key": "shift+backspace",
        "command": "editor.action.deleteLines",
        "when": "editorTextFocus && !editorReadonly"
    }
]

Windows(外付けキーボード)で、Shiftキー+Deleteキーによる1行削除

// 既定値を上書きするには、このファイル内にキー バインドを挿入します
[
    {
        "key": "shift+delete",
        "command": "editor.action.deleteLines",
        "when": "editorTextFocus && !editorReadonly"
    }
]

おしまい。

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