Subtilizer for iOSをリリースしました

良い感じに写真を加工するアプリならいくらでも存在するので、
そうでないアプリを作ろうというコンセプトで、
微妙な画像に変換するSubtilizer for iOS(無料)をリリースしました。

元々は、生成したカオスCGを似た者同士でカテゴライズして、
めずらしい形状を発見するのに書いてたコードがあって、
せっかく書いたのにもったいないので、画像変換アプリに使うことにしました。

でも、SNSに投稿できないとこの手のアプリは流行らないので、
その辺を調査しようと思っていたところ、
タイミング良くWEB+DB PRESS Vol.104が発売されて、
特集記事にその辺りが載っていたので、それらを参考に実装しました。

実際の処理については、見ればわかるのでナイショということで。
こんな感じの画像に変換します。

  

前回リリースしたChaoticは画像の生成でしたが、
Subtilizerは既存の画像から変換後の画像を生成するので、
その辺りで少し調べごとをしました。

エッジの付加は元々構想になかったのですが、
「詳解 OpenCV(*1)」を眺めていたら簡単に出来そうだったので、
とりあえず追加してみて、良い感じだったので採用しました。

画像の細部が取り除かれ、
サムネイルをクリックしてもサムネイル以上の情報が読み取れないという、
微妙な画像に変換するアプリですが、
SNSとかで、あまり情報を与え過ぎて、色々と特定されるのが苦手な方は、
ぜひお試しください!

おしまい。

(*1) 2018/05/26に、「詳解 OpenCV 3」が出るみたいです

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