今日の包丁研ぎ

14cmのキッチンナイフを研いだのでメモ。

どちらかというと、新しく買った砥石を試したくて。

まずは、買ってから使っていない、
altstoneの#1000(凛)で切り刃を慣らすところから。
切り刃の状態を確認するには硬くて良い砥石だと思った。

次に、スエヒロ(#3000)で傷を消して、
スエヒロの白峰(#6000)で刃付けして、小刃付けして終了。

凛は硬いことを売りにしているだけあって、
白峰や恵比寿(#4000)くらい硬いんだけど、
#1000なので、しっかり包丁にかかる感触があった。
あと、思いのほかクリーミーな泥が出るので、
硬すぎて当たりが悪いみたいなことはなかった。
研いだ後はちゃんと凹むし、かと言って面直しはそこまで苦じゃないかな。

むしろ、スエヒロ(#3000)の方が点で当たるというか、
力加減をうまく合わせれなくて、使いこなせなかったのが悲しい。
#1000を当ててから耐水ペーパーで研ぎ跡を消したのに、
包丁の角度を寝かせ過ぎて、なんなら厚み抜きする勢いで研いでしまったので、
これは次回で改善したいと思う。

次に白峰だけど、これはちゃんと硬くて恵比寿と同じような感じ。
今回から、刃付けと小刃付けは意識的に分けて作業することにした。
手で押さえたとこに研ぎ跡がつくように、少しずつ包丁と起こして、
音を頼りに全体を研ぐようにした。
白い砥石は研ぎ跡が目立つので使いやすいし、面直しも分かりやすいと思う。

鏡面具合は、恵比寿より光るけどキング仕上砥石(#6000)ほどではないかな。
野菜を切った時に、キュキュッとならないので理想的ではあるんだけど、
鏡面具合なら恵比寿でも良いかな。

試し切りした感想としては、この包丁にはオーバースペックだと思う。
例えば、コピー用紙ならかかりはいんだけど、滑らか過ぎるというか。
マグロの柵を試しに切ると、いつのまにかまな板に到達してるんだけど、
長ネギを刻むなら、もう少し切ってる感が欲しいみたいな感じ。

一緒に買ったスエヒロ(#220)は、#3000の仕上げ砥石同様、
家庭用ってことで3号型の大きさにも関わらずリーズナブル。
これを使って面直しする分には、凛も白峰も苦労しないし、
面直し後も滑らかで、面直しに苦労している人にはぜひ使って欲しいと思う。

— 追記 2025/09/08 —
タコ頭を切った感じは、もう少し食いつきが欲しいところ。
ただ、やっぱり手応えなくまな板に到達してるので切れてはいるみたい。
にんじんは、特に手応えなくまな板に到達してるけど、
小さい包丁の場合は、もう少し手応えが欲しいかな。
あと、しいたけは切り抜けが悪いんだけど、
しいたけのように断面が潤ってない食材は、
刃が鏡面に近いほどこの傾向がある気がする。
— ここまで —

おしまい。

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