今日の包丁研ぎ

18cmの刺身包丁を研いだのでメモ。

刃線と裏押しを修正したかったので、昨日に引き続き研ぎ直すことにした。

まずは、紫陽花(#1200)を使って、裏押しを研いだ。
包丁を縦方向に動かして、中央付近からも泥が出るまで繰り返した。
途中で、砥石が凹んでるのでは?って思ったが、
面直し作業で確認してみると、砥石が当たっているところが凹んでいるため、
やはり中央付近から鉛筆の線が消えるようで、
砥石の中央付近が凹んでいるということはなかった。

次に、吉野(#2000)を使って、裏押しの研ぎ目を消す作業をした。
それと刃線が気になっていたところを削って、少しだけ厚み抜きを実施。
裏押しを研ぐ作業でも小刃が薄くなっていたので、この作業は少しだけ。

恵比寿(#4000)でも裏押しの研ぎ目を消す作業を実施。
そのあとしのぎも含めて研いでみたけど、
こういう時はキング仕上砥石(#6000)の出番なので、
しのぎの研ぎムラを消しつつ、刃金を磨いた。

この時点でカエリは出ていたんだけど、
恵比寿で刃付け、小刃付けを行って完了。
バリ取りは、包丁を横にして念入りに実施。

最後は糸刃で仕上げて、バリ取りも簡単に済む予定だったんだけど、
いつもの調子で小刃付けをしてしまった。
あと、バリ取りも取れてるのか判断に困って、念入りに行った。
その後、ざらざらの紙でバリ取りしたらバリが残っていなかったので、
次回からはお手本通り作業ができそう。

コピー用紙で試した限りでは、
小刃が厚過ぎたのか、昨日よりは重い気がした。
一方で、刺身の柵については、
いつもより柵が厚めにもかかわらず、1回引くだけで切ることができた。
いままで一番良い感触だったと思う。

切っ先(1枚目)の刃線を修正できたので満足。
 

見ての通り、念入りに裏押しを研いだ。
裏押しが狭すぎた部分(4枚目)についても、
光の加減で裏押しを確認できる程度には改善できてる。
もう1、2回くらい恵比寿を使って、念入りに裏押しを研げば修正できそう。
あと、その付近の刃線が直線だったのも改善できたと思う。
 

おしまい。

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