Gitを使ってみました

Gitって知ってますか?知ってますよね!
そう、バージョン管理ソフトの一つです。
(私は、最近、具体的な内容を知ったばかりデス)

普段、会社では、SVNを使ってるので、
Gitとは縁遠いと思っていたのですが、
この度、GitHubに登録することになったので、
WindowsXPにインストールしてみました。
と言っても、XP on bootcamp(iMac)なので、
純粋なWindows環境ではありません。

まずは、msysGitをDLしてインストールしました。
あまり、難しいことは分かりませんが、
コマンドプロンプトじゃない方の設定でインストールしました。
次に、Git Bushを立ち上げます。
私の環境だと、デスクトップにアイコンが存在していたので、
ダブルクリックで起動させます。
あとは、コマンドプロンプトだと思って操作します。

さっそく使ってみましょう!
と言っても、何から始めたらいいのかな?

そんなあなたには、GitHubがオススメ。

まずは、ユーザー登録して新規プロジェクトを追加します。
ここまでは、GitHubのサイトで出来ます。
すると、幾つかのコマンドを入力するように指示されます。
そのコマンドを一つずつ入力すれば良いのですが、
どこに入力するの?
もちろん、Git Bashに入力するのですが、
ここでちょっとまって!

というのも、GitHubのサイト上ですでにプロジェクトは作成済みなのです。
やるべきことは、READMEを追加するところから。
そして、もう一つ!
まだ、ローカルのmsysGitは設定していませんね!

なので、まずはいきなりGUIではなく、
Git Bashを使って追加したプロジェクトをDLしてみましょう。

登録時のユーザ名:user
作ったプロジェクト名:foo
この場合は以下の行が表示されていると思います。
git clone git@github.com:user/foo.git

SSHを使わない読み取り専用パス
git clone git://github.com/user/foo.git

この行以降を、Git Bashに入力することになります。
ですが、ここはぐっと堪えて、順番に行きましょう。
最初は、プロジェクトを配置するフォルダを作成します。
そこに、Git Bashで移動します。
mkdirコマンドや、cdコマンドを使います。
次に、git cloneコマンドを使います。
git clone git@github.com:user/foo.git
これで、GitHubのサイトに表示されていたうちの1つを入力しました。
ここで失敗する場合は、読み取り専用パスを使います。
git clone git://github.com/user/foo.git

次が山場です。
Git guiを使います。
私の環境だと、スタートメニューに追加されたgitに、
git guiが追加されていました。
もしくは、git cloneを実行したら、プロジェクト名と同じフォルダに、
.gitフォルダが出来ているので、それを右クリックしたときのメニューにも、
git guiが表示されるかもしれません。
前者の場合は、「既存のプロジェクトを開く」を選択して、
.gitフォルダが格納されているフォルダを選択しましょう。
後者の場合は、すぐにウィンドウが開くはずです。

その次にやることは、gitの設定。
実は、先ほどのサイトに表示されていた最初の2行くらいは、
この設定を行うコマンドだったりします。
これをGUIを使って行います。

メインメニューの編集 – オプション…をクリック
(私は右側の大域を編集しました)
まずは、ユーザ名と電子メールアドレス。
次に、ファイル内のデフォールトエンコーディングをUnicode(UTF-8)に。
もちろん、これからコミットするソースも同じ文字コードでなければなりませんが、
これで、ブラウザで見ても日本語が正しく表示されるでしょう。

さらにもう一つやるべきことがあります。
それは、認証をSSHで行っているので、公開鍵を作る必要があります。
メインメニューの「ヘルプ – SSHキーを表示」をクリック
ないので作りましょう。
何文字かのキーワードを入力して、鍵を生成します。(2回同じ入力をしましょう)
このキーワードは、後ほど入力を求められるのでお忘れなく。
めでたく生成出来た公開鍵は、クリップボードにコピーします。
ちょうどいい所(左下)に、そういうボタンがありますので使います。
さて、これで公開鍵のウィンドウは閉じます。

次に、どこにペーストしたら良いか?
それは、GitHubのサイトの右上に、アカウントの設定があるはずなので、
まずは、そこをクリックします。
次に、SSH公開鍵が左に表示されているので、クリックします。
すると、公開鍵を追加できるので、適当な名前を付けて、鍵をペーストしましょう。
無事追加できましたか?
これで、SSHによる認証の準備は完了です。

先ほど、読み取り専用パスでgit cloneを行った場合は、
一度、フォルダを削除して、通常のgit cloneで再取得を行ってください。
git clone git@github.com:user/foo.git
ここで必要になるのが、先ほどのキーワードです。
ここまでは、SSHの公開鍵を作るための作業だったので、
SSHによる認証が成功してしまえば、こういった手間は不要になります。

先ほどの続きをしましょう。
READMEというファイルを追加するコマンドがあったはずです。
touch REAMEという行があったなら、
その行から続きをGit Bashに入力します。
そして、git push origin masterを入力した時に求められるのが、
先ほど、公開鍵を使ったときに入力したキーワードになります。

ここから先は、あなたのリポジトリです。
追加、変更、削除といった基本的なコマンドを試して、
git操作の練習をしてみましょう。

では、よいGitライフを!

2011/01/02 一部修正

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